膣ヒアルロン酸注入(治療について)

膣ヒアルロン酸注入

目次

こんな方におすすめです!

・産後の膣の緩みが気になる方
・産後・加齢による尿もれがある方
・お風呂でお湯が膣内に入ってくる方
・膣内が乾燥して、ヒリヒリや挿入痛がある方
・性交時に濡れにくい方
・感度を上げたい方
・パートナーとマンネリ化を改善したい方

Youtubeで分かりやすく解説

モニター様の診察から施術、施術後のご感想までを密着取材。
治療の流れを、動画でわかりやすくご紹介します。

膣ヒアルロン酸注射とは?

膣ヒアルロン酸注射とは、膣内にヒアルロン酸を注入することで、膣の乾燥や弾力低下などのお悩みの改善を目指す治療です。

加齢や出産、女性ホルモンの変化などによって、膣の乾燥や弾力の低下、性交時の違和感などを感じることがあります。膣ヒアルロン酸注射では、患者様のお悩みや膣内の状態を確認したうえで、適切な部位へヒアルロン酸を注入します。

当院では、女性の身体や女性器の構造を日常的に診療している産婦人科医が診察を行い、一人ひとりの状態に合わせて治療をご提案しています。

膣ヒアルロン酸注射の基本的な仕組み

ヒアルロン酸は、人の身体にもともと存在する成分の一つで、高い保水性を持っています。

膣内へヒアルロン酸を注入することで、膣壁にボリュームを持たせたり、潤いを補ったりする効果が期待できます。また、注入する場所や量を調整することで、一人ひとりのお悩みに合わせた治療を行うことができます。

膣ヒアルロン酸注射の仕組みを示すイメージ

ただし、効果の感じ方や持続期間には個人差があります。治療前には医師による診察を受け、ご自身の状態に適した治療かどうか確認することが大切です。

膣ヒアルロン酸注射が注目されている理由

近年では、膣の乾燥や性交時の違和感、出産後の変化など、女性特有のお悩みについて医療機関へ相談される方が増えています。

膣ヒアルロン酸注射は、外科手術のような切開を伴わず、比較的短時間で受けることができる治療です。そのため、できるだけ身体への負担を抑えながら治療したい方にとって、選択肢の一つとなっています。

膣ヒアルロン酸注射で期待できること

  • 膣の乾燥感の改善
  • 膣壁のボリュームや弾力感の改善
  • 性交時の違和感や不快感の軽減
  • 膣のゆるみに関するお悩みの改善
  • Gスポット周辺への注入による感覚の変化

効果には個人差があり、すべての方に同様の変化が現れるわけではありません。診察時にお悩みやご希望を伺い、適応を判断します。

膣ヒアルロン酸注射の仕組み

膣ヒアルロン酸注射では、注入したヒアルロン酸によって膣壁にボリュームを持たせたり、潤いを補ったりすることで、膣内のお悩みの改善を目指します。

ヒアルロン酸の作用

ヒアルロン酸は高い保水性を持つ成分で、美容医療をはじめさまざまな医療分野で使用されています。

膣内にヒアルロン酸を注入することで、注入部分にボリュームが生まれ、膣壁の厚みや弾力感の改善が期待できます。また、保水性によって膣内の乾燥感を和らげる効果が期待される場合もあります。

どの部分にどの程度注入するかによって仕上がりが変わるため、膣内の状態を確認したうえで治療を行うことが重要です。

膣ヒアルロン酸注射と他の膣縮小治療との違い

膣のゆるみや乾燥などに対する治療には、膣ヒアルロン酸注射以外にも、レーザー治療や外科的な膣縮小手術などがあります。

レーザー治療は、膣壁へエネルギーを照射することで組織へ働きかける治療です。治療内容によっては複数回の施術が必要になる場合があります。

膣縮小手術は、余分な膣壁を切除して縫合することで、膣を物理的に狭くする治療です。変化を期待しやすい一方、切開や縫合を伴うため、注入治療と比較するとダウンタイムが長くなる傾向があります。

一方、膣ヒアルロン酸注射は切開を伴わず、注入する位置や量を調整できることが特徴です。どの治療が適しているかは、お悩みの内容や膣内の状態によって異なります。

膣ヒアルロン酸注射の施術の流れ

当院では、患者様のお悩みやご希望を確認したうえで、医師が膣内の状態を診察し、治療の適応を判断します。

カウンセリング・診察

まずは、現在のお悩みや治療に対するご希望をお伺いします。

膣の乾燥、ゆるみ、性交時の違和感など、お悩みは患者様によって異なります。産婦人科医が膣内の状態を確認し、膣ヒアルロン酸注射が適しているかを判断します。

治療の効果だけでなく、考えられるリスクや副作用についてもご説明し、ご納得いただいたうえで施術を行います。

施術

カウンセリング・診察後、治療方針を決定します。

遠方よりお越しの方や、カウンセリング当日の施術をご希望の場合は、あらかじめお電話またはご予約時にお問い合わせください。

施術時間は、注入する範囲や量によって異なりますが、目安として約30分〜1時間程度です。

麻酔

施術時の痛みをできるだけ軽減するため、必要に応じて局所麻酔を使用します。

麻酔薬を使用して施術部位の感覚を鈍らせたうえでヒアルロン酸を注入します。痛みの感じ方には個人差がありますので、ご不安な方は事前に医師へご相談ください。

膣ヒアルロン酸注射の施術イメージ

施術後の経過とアフターケア

施術後は、注入部分に腫れや痛み、違和感などが生じる場合があります。多くは時間の経過とともに落ち着いていきますが、症状の程度や経過には個人差があります。

施術後は、医師から説明された注意事項を守ってお過ごしください。

当日の長時間の入浴やサウナ、激しい運動など、血流が大きく促進される行為は避けていただくことがあります。また、性行為については原則として施術後1週間程度お控えいただいています。

施術後に強い痛みや腫れ、出血、その他気になる症状がある場合は、早めに当院へご相談ください。

膣ヒアルロン酸注射はこんな方におすすめ

膣ヒアルロン酸注射は、膣の乾燥や弾力低下、ゆるみなどのお悩みに対する治療方法の一つです。

膣の乾燥が気になる方

加齢や女性ホルモンの変化などによって、膣の乾燥を感じることがあります。乾燥による違和感や性交時の不快感などにお悩みの場合、膣ヒアルロン酸注射が治療の選択肢となることがあります。

出産後や加齢による膣の変化が気になる方

出産や加齢によって、以前と比べて膣のゆるみや弾力の変化を感じる方もいます。

ヒアルロン酸を注入して膣壁にボリュームを持たせることで、膣内の状態を整える効果が期待できます。

性交時の違和感が気になる方

膣の乾燥や構造的な変化によって、性交時に違和感や不快感を感じる場合があります。

原因はさまざまであるため、まずは産婦人科医による診察を行い、適切な治療方法を検討することが重要です。

膣ヒアルロン酸注射を受けられない場合があります

  • 膣内や外陰部に感染症や炎症がある方
  • 性感染症の治療中の方
  • 妊娠中の方
  • 重度の基礎疾患がある方
  • ヒアルロン酸製剤や麻酔薬にアレルギー歴がある方
  • その他、医師が治療に適さないと判断した方

持病や内服薬がある方は、診察時に必ず医師へお伝えください。

膣ヒアルロン酸注射の効果と持続期間

膣ヒアルロン酸注射では、ヒアルロン酸を注入した部分にボリュームが生まれるため、施術後比較的早い段階から変化を感じる方もいます。

施術後に期待できる変化

  • 膣壁のボリュームアップ
  • 膣の弾力感の改善
  • 膣の乾燥感の改善
  • 性交時の違和感や不快感の軽減
  • 膣のゆるみに関するお悩みの改善

ただし、感じ方には個人差があります。また、性交痛や膣の違和感にはさまざまな原因があるため、ヒアルロン酸注射だけで改善できない場合もあります。

効果の持続期間

ヒアルロン酸は時間の経過とともに徐々に体内へ吸収されるため、永久的な効果ではありません。

効果の持続期間には使用する製剤や注入量、体質、注入部位などによって個人差があります。再施術のタイミングについては、経過を確認しながら医師と相談して決定します。

膣ヒアルロン酸注射のリスク・副作用・ダウンタイム

膣ヒアルロン酸注射は切開を伴わない治療ですが、医療行為であるため副作用や合併症のリスクがあります。

施術を受ける前に、期待できる効果だけではなく、リスクについても十分に理解しておくことが大切です。

主なリスク・副作用

  • 腫れ・痛み・違和感:注射部位に一時的な腫れや痛み、違和感などが生じる場合があります。
  • 出血・内出血:注射によって少量の出血や内出血が生じる場合があります。
  • 感染:注入部位から感染を起こす可能性があります。
  • 左右差・凹凸:注入したヒアルロン酸によって、膣壁に左右差や凹凸を感じる場合があります。
  • アレルギー反応:ヒアルロン酸製剤や麻酔薬などに対して、まれにアレルギー反応が起こる可能性があります。
  • その他の合併症:体質や施術内容によって、予期しない症状が生じる可能性があります。

ダウンタイム

施術後は、腫れや痛み、違和感などが生じる場合があります。

日常生活への影響は比較的少ない治療ですが、症状や回復までの期間には個人差があります。

施術当日の長時間の入浴やサウナ、激しい運動などは避けてください。また、性行為は施術後1週間程度お控えいただいています。

安全に治療を受けるために

膣は、女性ホルモンや年齢、出産歴、感染症などさまざまな要因によって状態が変化します。

そのため、単にヒアルロン酸を注入するだけではなく、症状の原因や膣内の状態を確認したうえで治療を選択することが重要です。

当院では、女性器の構造や女性特有の疾患について日常的に診療している産婦人科医が診察を行い、患者様のお悩みに合わせた治療をご提案します。

膣ヒアルロン酸注射の料金

注入量 料金(税込) 注入部位の目安
5cc 110,000円 Gスポットを中心に注入
10cc 198,000円 膣全体とGスポットを中心に注入

注入する部位や必要な量については、診察時に医師と相談のうえ決定します。

その他の施術料金については、料金表はこちらをご確認ください。

膣ヒアルロン酸注射のよくある質問(FAQ)

Q1.膣ヒアルロン酸注射は痛いですか?

A. 痛みをできるだけ軽減するため、必要に応じて局所麻酔を使用して施術を行います。痛みの感じ方には個人差があり、注入時に圧迫感や違和感を感じる場合があります。

Q2.膣ヒアルロン酸注射の効果はどのくらい続きますか?

A. ヒアルロン酸は時間とともに徐々に体内へ吸収されるため、永久的な効果ではありません。持続期間は、使用する製剤や注入量、体質などによって異なります。再施術については医師へご相談ください。

Q3.施術後はいつから性行為ができますか?

A. 当院では、原則として施術後1週間程度は性行為を控えていただくようご案内しています。施術後の状態によって異なる場合がありますので、医師の指示に従ってください。

Q4.どのような人に膣ヒアルロン酸注射がおすすめですか?

A. 膣の乾燥や弾力低下、ゆるみなどのお悩みがある方に、治療の選択肢としてご提案することがあります。ただし、症状の原因によって適切な治療は異なるため、診察によって適応を判断します。

Q5.副作用はありますか?

A. 腫れ、痛み、内出血、違和感、出血、感染、左右差、凹凸などが生じる可能性があります。また、まれにヒアルロン酸製剤や麻酔薬に対するアレルギー反応が起こる場合があります。

Q6.膣ヒアルロン酸注射はいくらですか?

A. 当院では、5ccが110,000円(税込)、10ccが198,000円(税込)です。必要な注入量は患者様のお悩みや膣内の状態によって異なりますので、診察時にご相談ください。

Q7.カウンセリング当日に施術できますか?

A. ご予約状況や診察結果によっては、カウンセリング当日に施術できる場合があります。遠方からお越しの方や当日の施術をご希望の場合は、ご予約時にあらかじめお問い合わせください。

Q8.出産後でも膣ヒアルロン酸注射を受けられますか?

A. 出産後の膣のゆるみや弾力低下などのお悩みに対して、膣ヒアルロン酸注射をご提案する場合があります。ただし、産後の時期や授乳状況、膣内の状態などによって治療の可否が異なるため、まずは医師へご相談ください。

まとめ

膣ヒアルロン酸注射は、膣内へヒアルロン酸を注入することで、膣の乾燥や弾力低下、ゆるみなどのお悩みの改善を目指す治療です。

切開を伴わず比較的短時間で施術できることが特徴ですが、膣の違和感や性交痛、乾燥などの症状にはさまざまな原因があります。そのため、症状だけを見て治療を決めるのではなく、膣内の状態を適切に診察したうえで治療方法を選択することが重要です。

当院では、女性器の構造や女性特有のお悩みを日常的に診療している産婦人科医が、患者様一人ひとりの状態を確認したうえで治療をご提案しています。

膣の乾燥やゆるみ、性交時の違和感など、人には相談しづらいお悩みもお気軽にご相談ください。

作成日:2024.01.09
更新日:2026.09.14

監修医情報

院長挨拶
mimiレディースクリニック三越前
院長 産婦人科専門医

干場 みなみ

経歴
日本大学医学部 卒業
日本赤十字社医療センター 勤務
国立国際医療研究センター 勤務
リプロダクションクリニック東京 勤務
まきレディースクリニック、biotopeクリニックを経て2023年12月開業に至る。
所属学会
日本産婦人科学会
女性ヘルスケア学会
性感染症学会
日本生殖医学会

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